会社設立に必要な印鑑の数

会社設立にあたって必ず必要になるものと言えば印鑑ですが、必要な印鑑の数は全部でいくつなのでしょうか?
日本は印鑑社会でいろいろな場面で印鑑を使いますし、かなりの数を準備しなければならないのでは…?と心配している人もいるかもしれませんが、多くても5つあれば十分です。
そこでここでは会社設立に必要な印鑑についてお伝えしていきます。

まずひとつめは定款の認証時などに必要になる発起人全員の実印で、これは印鑑証明書を作成するときにも必要になりますから、発起人が個々に準備しておくべき印鑑です。
すでに重要度の高い場面で使う実印を持っているという人も多いと思いますので、それを使用して構いません。

次に会社の実印で、こちらは法務局での登記時や重要度の高い契約をするときに使います。
たとえば銀行からの融資を受ける場合、マンションやビルの契約、社用車を購入するときなど会社で大きな決断をする場面では欠かせませんので、必ず準備しておくべき印鑑と言えます。
実は実印がひとつあれば会社運営していくことは可能ですが、それだと万が一紛失してしまったときに大変ですから、それに代わる日常的に使いやすい印鑑も準備しておかなければなりません。

そこでまず準備しておきたいのが社印で、これは社内での見積書や領収書、納品書を発行したときに捺印する印鑑として使われます。
また外部から来た書類に対して押す印鑑もこれです。
ほかにもゴム印と呼ばれる会社名や会社の所在地、電話番号、FAX番号が記載できる印鑑もあると便利です。

さらに会社設立と同時に銀行口座を開設すると思いますので、法人用の銀行印も準備しておかなければなりません。
銀行印と実印は大きさを変えておいたほうが区別がしやすいので、一般的には実印よりもやや小ぶりなものを作ります。
印鑑の形には特に決まりがあるわけではありませんが、実印は丸印、社印は角印と区別するところが多いので参考程度に覚えておくといいでしょう。